剧情介绍
月光に浮かぶ白い肌! おし開かれたバラ色の唇! 密室に閉じこめられた歪んだ欲情!
丸菱商事営業部のO・L桐野しのぶは、ある日上役の織部の紹介で見合いをさせられた。相手の青年は織部の知人、楠見である。楠見はしのぶとレストランで食事をした後、彼女をマンションまで送って行く。その時マンションの屋上から投身自殺者があったが、しのぶは驚いた様子もなく、何もなかったように部屋へ入って行った。しのぶと別れた楠見は、情婦英子のアパートへ。それから数日後、しのぶからの意思表示もなく欠勤がつづいた。織部はしのぶのマンションを訪れた。しのぶは心よく織部を部屋に入れたが、意外なことを告白した。小さい頃、心臓を患っていて二十歳までもつまい、と言われた体なのである。そして、毒入り紅茶で織部と無理心中しようとするが失敗。さらに、内側から錠をかけ、その鍵を窓の外へ捨ててしまった。ようやくしのぶの異状さに気が付いた織部だったが、彼女の魅力と挑発に負け荒々しく抱きしめるのだった。電話もなく、外に連絡のつけれないうちに三日がたってしまった。そして、やっと新聞の受箱の中に合鍵を見つけた織部は、急ぎ出勤した。そこで彼は部下の石黒から意外なことを耳にする。「次長、聞きましたよ。実は僕もやられたんです、彼女に。一種の色情狂ですな」織部は呆然として、言葉を返せなかった。